こんにちは。
今回は秋田の酒蔵開放の話です。
酒蔵開放とは
酒蔵開放とは、秋田県内の組合に加盟している各酒蔵が酒蔵内でのイベントや工場見学などを行うイベントです。
2月の土日はほぼ毎週どこかしらの酒蔵がやっており、それに併せてこの3連休は各地で祭りが行われています。
代表的なものでいうと湯沢の犬っこ祭りや大館の飴っこ祭りなどがあります。
要は秋田県をあげてのフェスですね。
今回行った酒蔵
タイトルにもありますが、今回は秋田銘醸(美酒爛漫)と両関酒造へ行ってきました。
どちらも湯沢市にある酒造で、特にこの2酒造は近所なのですが、それぞれ開発のタイプが異なるので1日に行けるのは楽しかったです。
秋田銘醸
まずは秋田銘醸です。
秋田銘醸は設立当初から近代化をテーマに開発している酒造とのことです。
なので、会社内もかなり工場的な作りでした。
「爛漫」という名前も公募で決めたとかなんとか。
工場内もかなり現代的ですね。
もろみ体験コーナーがありました。混ぜてなんかするやつみたいです。よくわかんない。
各コーナーで様々な展示が行われてて面白かったです。ちなみにこれは発酵途中の各銘柄で違う香りを楽しんでねコーナーです。
これは絞り機です。日本酒は米と麹を発酵させてますので、最後に絞って透明な液体にするときに使用されます。
液体を入れて、奥の方から手前にアコーディオン式に押されて絞る方式になってるみたいです。
酒蔵開放のメインイベントといえば試飲です。
酒蔵で作ってる様々な銘柄を全て無料で飲めるコーナーで、県民は飲兵衛なので並べてある酒は端から端まで行きます。
この他に利き酒コーナーもありました。
銘柄を隠して味で銘柄を当てていくものですが、近くにいた一人できてたおじさんが全問不正解だったみたいで延々と「ショックだぁ、俺毎日爛漫の紙パック酒飲んでんだけどなぁ、それすらも当たんなかったもんなぁ」と独り言を言っていたのが面白かったです。
ちなみにこれは杉玉というもので、新酒が絞り終わったら酒蔵の入り口に掲げて新酒アピをするものです。
爛漫でした。
両関酒造
こちらは爛漫と打って変わって古風な酒造です。
入り口がかっこいい。
奥もかっこいい。
ここの酒蔵は建物の中に貯蔵用の蔵があるという構造の「内蔵」という呼ばれるタイプでした。
こちらは酒の貯蔵蔵です。現在は使用していませんが、でかいタンクをかき混ぜるために二階の両端の床がありません。
でっかい絞り機。
よくみるとかっこいい字が書いてある。
蔵の扉がかっこいい。
良い梁。
外もいい感じ。
近代的な酒蔵と古風な酒蔵とが近くにあって差を見比べられたので楽しかったです。
湯沢は犬っこ祭りなども行われているので泊まりででかけても楽しいと思います。
関係ない写真
猫
最近気づきましたけど軽度の猫アレルギーな気がします。
終わり。酒蔵開放いってね。